売場づくりを見直そう!音声POPは現代社会におすすめのツール

「買うつもりがなかったのに、気がついたら買ってしまっていた。」というような経験はありませんか?
実は8割以上の人はお店で購入するかどうか決めている、というデータがあることをごぞんじでしょうか。
お店に行くまでは買うつもりがなかったけれど、お店に行ったら商品に魅力を感じて購入してしまったということです。言いかえれば、「お店に行ったら欲しくなってしまった」ということですよね。
つまり、売場での商品ディスプレイやPOP、スタッフの対応などで売上アップにつなげられるということになります。

最近はほとんどの人がスマホやインターネットを利用しています。
SNSなどで個性的なお店のPOPなどが話題になり、購買につながるケースは珍しくありません。その一方でスタッフに対応されることを苦手と感じる人は増えており、アパレル店などでは、対面販売を敬遠してしまう人が8割以上いるという調査の結果も出ています。売上をアップするためには、消費者の購買意欲をかきたてつつ、意欲を削がない工夫が必要です。
売場のメンテナンスやPOPを設置して、見た目でアピールすることはもちろんですが、見た目の情報だけではなく、聴覚情報も重要です。
アメ横の呼び込みや、デモンストレーションを行う販売員の声はついつい聞き入って足を止めてしまいますよね。商品の良さや使い道を説明してくれる口上は、購買への意思決定にも大きく寄与しています。
ですが、毎日デモンストレーターを依頼したり、スタッフに呼び込みを行ってもらったりすることはコストがかかります。
しかし最近では、赤外線センサーで人を感知して音声を流す音声POP を利用している店舗も増えてきています。音声POPを利用することで、紙のPOPでは伝えきれない商品の良さをアピールすることができ、スタッフの対応が苦手な人もゆっくりと売場で過ごすことが可能になります。売場での滞在時間が増えれば、そのぶん商品消費者の目に留まるチャンスが増えるため、購買につなげる可能性が高くなるのです。視覚にハンディキャップがある人にとっても、音声POPは有益です。
売上アップを目指すために、もう1度売場づくりを見直してみましょう。