任意売却で査定をお願いする時には、一般的な物件を扱う仲介業者ではなく、任意売却の不動産を専門的に扱っている不動産会社に依頼しましょう。
任意売却の経験が少ない業者だと、短期で物件を売却する場合の査定が苦手で、実際に売却する時の値段と査定額との間に大きな違いが出てしまうパターンもあります。
それから、専門の仲介業者なら、独自の知識を持っていますので、任意売却のマンションを高値で売却できる希望も高まります。
悪徳業者に注意、などという文面をよく聞きますが、査定金額を参考に、売却額を協議して、決定するのは所有者なので、勝手に価格を決めて売却されてしまうというようなケースは、決して起こりえません。短期間での売買なので競売にならない為には専門業者を選びましょう。
マンションを売却する時は、いろいろな諸費用がかかる事を知っておきましょう。ローンの残額があるなら、残額と諸費用を売却価格を引いた金額が購入資金です。物件が売れても、手元に全額が入る訳ではないです。また、売却の仕方によってもかかる諸費用の金額が異なります。
不動産業者に質問して、売る時にかかる費用を理解しておきましょう。住宅ローンの支払いが残っていて、抵当権が付いている場合は、抵当権を抹消する為の費用も必要になります。抹消手続きを自分で行うなら、不動産一件につき1000円の費用で料金がかかるだけです。
末書手続きを司法書士に依頼する場合は、一万円くらいが相場だそうです。